令和6年度障がい児者・家族の作文集

熊本県障害児・者親の会連合会が行っている「ありがとう」をテーマにした作文集に令和6年度は154作品が応募されました。日々の生活の中で、両親、先生、友達、施設職員等大切な方々への「ありがとう」の気持ちを作文に書かれています。表彰式及び作文発表会が11月30日(土)熊本県福祉センターで行われました。

木村熊本県知事は、昨年の発表会を拝聴したことを下に、「子どもたちがお世話になった方への感謝の気持ちを伝えることにとどまらず、その感謝を大切にしながら新たな目標を掲げ、目標に向かって歩んで行こうとする前向きな姿の感銘を受けました。それぞれの言葉で素直に表現された作文集が、障がいのある方とそのご家族の絆をさらに深めるとともに、多くの方々に感動を届け、広く『障がい児・者への理解・啓発』に寄与するものと期待しています。」と挨拶されました。

 熊本市長の代理として林将孝健康福祉局長が出席され挨拶され、また三森市議会議員は障害を持つ自分の子供も結婚することができ、孫も生まれ家族全員で育児に携わっていることを紹介されました。

坂田和夫熊本県障害児・者親の会連合会(熊本県重症心身障害児(者)を守る会会長)は、「7回目を迎えた障がい児者・家族の作文集に合計154作品が集まったことに対し、寄せて頂いた支援学校の生徒さんや関係する先生たち、施設の方々にお礼申し上げます。」と挨拶されました。

今回の特別寄稿は、「法務省人権擁護局主催の第42回全国中学校人権作文中央大会審査委員長」の落合恵子さん、元奈良大学講師の向野幾世さんから頂いています。

高等部で最優秀賞に輝いた熊本はばたき支援学校の工藤妃依(くどうひより)さんは「出生時421グラム、成人し就職へ」とのタイトルで、12月7日付け「熊本日日新聞」に取り上げられました。
「読み終えると、目を潤ませる母ゆかりさん(42)と抱き合いこう伝えた。『おかさん、ありがとう』」

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